tri tips 2024 【雨だからこそ!】2022年6月17日リライト版
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梅雨の時期になりましたね。
と、これを書いている(更新している)今日も都内は大雨。
でも、我々トライアスリート。
雨にも風にも負けずにトレーニングして自分を高めていく生き物。
それでも、
「靴が濡れるから嫌だ...」
という理由で走らない日もありますよね。
「ランニングシューズは走る時だけに履くのだから、走り終わったら、しばらくの間新聞紙を詰めて乾かせば翌日はいつも通りに使える。
「嫌なのは、濡れてしまうまでの数秒だけ....。」
と頭でわかっていても、濡れる+外に行きたくない欲でDAY-OFFにしる人もいるかと思います。
【それでも走らなきゃ!今が踏ん張り時の方へ】
走る前に玄関に新聞紙とタオルを用意しておいて、走り終わったらそれを詰めて濡れた足はタオルで拭いてそのままお風呂へGO。
もしくは、嫌でなければ、軽く洗って脱水機にかけるというのもアリです。
(ここだけの話、私は洗濯機で洗って脱水を掛けて、外で干してます笑)
■敢えて雨の日を選んで!
晴れている日は走っていてきもちがいいですが、夏場は注意が必要。
逆に6月は雨の日を選んで走る方が良いと考えております。
急に気温が上がる6月は、雨の日の方が身体への負担は少なく、その後にやってくる暑い夏に向けて暑熱馴化という面では、雨の日は逆に上手に活用すべきです。
暑さに慣れるまでには、1~2週間かかると言われています。
気温差もありますが、6月後半になれば雨の日でも気温が徐々に上がってきていますので、身体は徐々にそれに慣れて行こうとします。
晴れの日で気温が高いと、そのストレスは大きいので、雨の時間帯を狙って走ることで、余分なストレスを減らして本格的な夏に向けた身体作りをする事ができます。
■梅雨明けに注意!
梅雨明けくらいまでの期間が一番熱中症が多いと言われています。
身体が慣れてないためです。
以前、このコラムでも書きましたが、私の"勝手な統計"によると気温も高く、距離も長いし、とても暑い佐渡大会より宮古島大会の方が救急搬送が多いのは、4月はまだ気温が低く、高温多湿に慣れてない状態でレースをしなければならないからだと考えています。
徐々に気温が上がっていく6月の時期に、身体に余分なストレスを与える事なく、暑さの徐々に慣れさせて行くことがポイントだと思います。
■低気圧による体調不良対策にも
低気圧による体調不良も最近話題になっています。
自律神経に悪影響を及ぼし、さまざまな不調が現れると言われておりますが、適度な運動はその対策としても良いとあります。
■雨のランニングの注意
足が濡れると皮膚が柔らかくなります。
シューズの紐が緩いと靴擦れやマメの原因になります。
正しくシューズを履くことと、靴擦れやマメができやすい人はワセリンを塗っておくと良いと思います。
顔に雨が流れて、前が見にくくなったりしますので、キャップやバイザーも忘れずに!
気温にもよりますが、レインウェアを着ると暑すぎて、余計なストレスになる場合がありますので、調整をしてください。
■バイクも!
バイクも雨でも乗れる季節になってきてます。
バイクは無理して雨の中を走る必要はありませんが、レースで雨の場合もあります。
雨の場合のブレーキの効き具合、コーナーや顔に当たって前が見にくい時の対処法など、体験しておくと良いと思います。
ブレーキの効きが悪くなること、路面が滑りやすくなること、ゴミが浮いて流れてきてパンクのリスクも上がるので、どのラインを走ったら良いか?などを考えながら走ってください。
いつもより少しだけ空気圧を低めにしておくこともポイントです。
クルマからの視認性も下がりますので、ライトを点灯させ、明るい色のウェアを選ぶことも忘れずに!
雨だからとトレーニングが減ってしまわないように工夫をして、夏を乗り切る体力を徐々につけてください!
(1ヶ月以内のアスロニアのイベント一覧)
7月12日(金):第4回トライアスロン未来会議
7月13日(土):オープンウォータースイム
7月28日(日):Mt.Fuji対策
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