tri tips 2024【なぜ真っすぐ泳げないのか?】答えはシンプル♪
台風7号(アンピル)が来てますね。。。
シーズン真っ只中、海で練習したいトライアスリート、オープンウォータースイマーにとっては注意深く観察が必要な週末となりますね。
※気象庁の情報はこちら
予報だと、アンピルは右にそれるそうですが、我々海で泳ぐ者たちは、目標物に向かって、真っすぐ、そして、最短距離で進みたいもの。
海で泳いだ後、ガーミンやらのスマートウォッチでデータを見てみると、
「ぐちゃぐちゃだ」という人もいれば、「おぉ、比較的真っすぐ泳げていた」と言う人もいます。
その違いは何なのか?
結論、どれだけその目標物を見て泳いでいるか?です。
日常生活で考えてみましょう。
普段歩いているとき、スマホを見たり、すれ違いのイケメンや美女を振り返ってみたりとよそ見はしがちですが、行きたい方向を見失うことはないですよね?
それはなぜか?
常に目を開けて(ぼんやりとでも行先を見据えた上で歩いて)いるから。
でも、泳ぐこと、特に海ではプールと違って、「透明度は低く」、「コースロープもなく」、「床に線が引いてあるわけ」でもありません。
毎回(毎ストロークごとに)ヘッドアップをして目標物を確認しろとは言いませんが、やはりある程度の頻度で確認しながら泳ぎたいもの。
よく「4回に1回、もしくは6回に1回の頻度でヘッドアップをしてみましょう」
と言われることがあると思いますが、ざっくり歩行動作で真似をするならば、
「4歩に1回、もしくは6歩に1回目を開けてみましょう」
と言っているようなイメージ。
怖くないですか?
ちゃんと目を開けて歩きたくないですか?
「でもさぁ、ヘッドアップをすると脚が沈んで抵抗になって遅くなるんだけどどうしたらいいのかな?」
と言う声も聞こえてきますが、こればかりはどうしようもありません。
原理として、上半身を持ち上げている以上、持ち上げていない泳ぎ方に比べると必ず脚が沈む力が働きます。
なので、「とにかくヘッドアップの回数を増やせ」と安易な回答はしたくありません。
ではどうするか?
考えられる対応としては3つあると考えています。
①左右均等に身体を動かせるようにする(普段の練習で目をつむって泳いでみるなど)
②脚が沈む力が働くため、キックを打つことで可能な限り打ち消す
③コースを頭に入れておく(行きも帰りも目標物やその位置関係を把握しておく)
です。
海はどれだけ速く泳げるかよりも、どれだけ最短距離で泳げるかの方が正義。
ターゲットレースに向けて、参考にしてみてね~♪
(1ヶ月以内のアスロニアのイベント一覧)
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