nakaji tips「身体が必要としてる？」（トレーニングプラン）

「心が欲していること」「身体が必要としていること」の差を考えよう



「月間走行距離の目標まであと●kmだから...」
精神力の強い人は、疲れていても頑張りますね。達成感やモチベーション、精神力は向上するけど、身体にとっては、そのトレーニングは不必要だったりしてませんか？

「走ること」と「疲労回復」がセットになって、身体は成長していきます。
しかし、疲労回復が追いつかないと、身体や心にダメージを与えてしまいます。

180kmというレースのバイクパートの距離に不安を感じ、「不安」を解消するために自転車に乗りまくる。これって、本当に身体のためのトレーニングになってますか？
不安解消のためのトレーニングは禁物です！

まもなくすると「月間走り込み」とか言って距離を追い求めさせるキャンペーンが始まりますね...。
もちろん目標を持たせ、モチベーションを高めることは大切なのですが、身体が悲鳴をあげたり、「走らなきゃ」というプレッシャーに追われ続けることの精神的ストレスに悲鳴をあげたりしては意味がありません。
月間走行距離に拘ってケガをした人を多数知ってます！

月間の走行距離は、残念ながらパフォーマンスに直結します。
しかし、それは疲労回復とトレーニング、頻度、量の良いバランスによる結果で、距離に拘るのではなく、バランスに拘って続けた結果を追い求めるようにしたいですね。

私のトレーニング計画は距離ではなく、基本的に時間で考えられます。
（必ず「何kmですか？」って聞かれて、答えられない...。距離の時もありますよ）

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