nakaji tips「なんで姿勢?」(ランニングフォーム)
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ランニングの推進力は、着地しているたった0.2~0.3秒で効率が大きく違ってしまいます。
足が地面についた瞬間に地面反力を上手に活用することで、効率よく走ることができます。
「地面反力」とは
物理で"作用・反作用の法則"というのを習ったと思うのですが、物体に力を加えれば、それと同じだけ力を受けるという原理のことで、地面を踏めば、その力が戻ってきます。
片足でジャンプして、次に反対の足で着地した時の衝撃を上手に使うことで、大きな筋力を使わずに推進力を生むことができます。
しかし、着地した時に膝が曲がったり、腰や背中が丸まっていると、着地の衝撃を吸収し過ぎてしまい、せっかくの地面反力を使うことができません。
良い姿勢で走ることで、地面反力を上手に活用しやすくなります。
■良い姿勢って
顎を引き、肩をさげ、お腹を少し凹ますことで良い姿勢は作りやすくなります。壁に踵、お尻、肩、後頭部をつけて、腰に手のひらが一枚入るくらいが良い姿勢です。
猫背になったり、背中が丸まったり、骨盤が前傾し過ぎたりすると、各関節が力を吸収してしまうように動いてしまい、着地衝撃だけでなく地面反力も活用できなくなります。
ランニングで一番避けたいのは、着地後に重心が落ちること。
これは、姿勢の良し悪しがその原因の大半を占めます。
姿勢が悪いと太もも前面にある大腿四頭筋の疲労が早く、長く走り続けると失速してしまう大きな原因になります。
■縄跳びをするとよくわかる
縄跳びをしてみてください。
わざと猫背にすると太もも前面の筋肉がドーンと疲れてきます。
逆に良い姿勢にして、お腹をキュッと閉めるとパンパンと跳ねる感覚を得ることできます。
縄跳びは、ランニングに良いトレーニングです。
走る前に5分でもやることで、トレーニング効果が大きく変わります!!
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