nakaji tips「バイクでツラくなった時に気を付けること」
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上り坂で回転数が下がりグィグィとペダルに力を伝えていたり、トライアスロンのロングディスタンスなどでレースの後半になって疲れてきたりすると骨盤が前傾して、背中が反ってしまう傾向になります。
腹筋が抜けてしまう事と、強引に力を入れようとすると肩周りに力みが出てしまうようです。
骨盤が前傾してしまうと、股関節の動きに影響が出てしまい、ペダルに与える力をメインで発揮する太ももの上下の動き(股関節の屈曲、伸展)が小さくなってしまいます。
数名の選手の腰や太ももにセンサー(LEOMO TYPE-S)をつけて、測定をした結果にも顕著にその傾向が出ていて、ツラくなると2~3°骨盤の角度が前傾すると同時に太ももの上下動が減ってしまっていました。
これは、力の生み方の効率が下がり、余分な体力を使ってしまう動作ですので、
ツラくなってきた時には
1) 軽くお腹を引っ込めるようにして腹圧を高める
2) 腕や肩の力をブラブラと振ったりして力を抜いてリラックスさせ
3) 首を長くして肩甲骨が路面からの振動で勝手に動いてしまうようにリラックスさせ
4) 股関節をダイナミックに(太ももの上下動を大きく)動かすこと
を意識してください。
頑張るのはお尻の筋肉と太ももの筋肉(主に裏側)だけにして、あとは、その筋肉が効率よく動くようにリラックスさせながら、安定させることに意識を集中してください。
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