tri tips 2024【定期的に距離を踏んでおこう】最後まで走り切るためにできること(トライアスロン・LSD・ランニング)
5月にして夏日(25度以上)が頻発してきている都内ですが、いかがお過ごしでしょうか?
日本でもトライアスロン大会が各所で始まりましたが、まだまだ猛暑の中レースを行うまでには至っていないかと思いますが、、、
有名な皆生や佐渡では昨年同様に過酷な状況が考えられます。
何てったって、昨年の佐渡では、スイムで熱中症になる恐れがあったため、急遽当社のロングジョンのウェットスーツをATA会員さん限定で貸し出したほど。
スケジュールも確定しているので、暑い日に大会があるのは理解しつつも、その大会当日がトレーニングを積んでいる最中よりも暑いのはもうきつすぎですよねι(´Д`υ)
トライアスロンの比較的一般的なレースは、
・スプリント
・オリンピックディスタンス
・ミドルディスタンス
・ロングディスタンス
があります。
日本でその中でも有名な大会はロングディスタンス寄り(宮古島、皆生、佐渡)があり、最後のランパートではフルマラソンに近い距離を走ります。
フルマラソンですよフルマラソン。
よく"30kmの壁"とか言われるあのフルマラソンを、何百キロも自転車を乗った後に走る。
冷静に考えたら凄まじいです。はい。普通ではないです。
そもそもトライアスロンというスポーツをやっていること自体すごいです。それだけで超人。
トライアスロン大会で次々にゴールする人を眺めていると、「人間ってそんなことできるんだ」と感銘を受けます。
そんなことを"ちゃんと"レースでするためには、そこに至るまでの練習でしっかりとそれに近いトレーニングを積んでおく必要があります。
40km走れとか、180km自転車乗れとか、4km海を泳いどけとか言ってるわけではありません。
もちろん、表彰台を狙っている人は別ですが、大人から始めた人がそんなレースさながらなことしたら、とんでもなく疲労して翌日以降(の仕事など)に響きまくります。
最悪、免疫力がぐんと下がって風邪を引いてしまうパターンも。。。
せっかく強くなるためにトレーニングしたのに、風邪を引いてたら元も子もないですよね。
ということで、決して楽ではないけれども、レースで悪夢(バテバテで終始歩いてしまうなど)を見ずに、最後まで走り切るためにやっておきたいトレーニング。
それは、LSDです。
LSDは、Long Slow Distance(ロングスローディスタンス)の略。
聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?
要は、"ゆっくり長く距離を踏むこと"です。
「それでいいの?」
となりますが、大人のトライアスリートはそれで充分。
とにかく、レースで想定される時間(例えば3時間や4時間)、身体を筋肉を動かし続ける練習を取り入れることで、身体が脳がその刺激を覚えてくれます。
もう本当にゆっくりで構いません。
レースペースでなんか走ったらオーバートレーニングになり兼ねないですし、その後のトレーニングに響きます。
大人なトライアスリートは、習慣かの如く、淡々といつも通りに練習をすることが大切。
そんなトレーニングを、レースの3-4ヶ月前から1回/月(疲労度合いによって1回/3週間など調整可)の頻度で取り入れてみてください♪
3時間や30km走など、決して楽ではないし、1人でやるには心が折れてしまうようなトレーニングですが、やっているといないとでは大違いです。
レースの後半で歩いてしまい大勢の人に抜かれる方が絶対辛いはず。
最後までゆっくりでもいいから走り切るために、ちょっとだけ練習頑張ってみませんか?
まだ間に合いますよ。
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