tri tips 2024【振り返り】タイムトライアルの意味について

  • 2024.11.01

国内のトライアスロン大会も残りわずかとなり、オフシーズンに入ろうとしています。

レース前になると「あれもこれも」と急にトレーニングしがちですが、大切なのはこの冬(オフ)のシーズンにいかに練習を積めるか?
朝スイムに行く時間がもう真っ暗でとても億劫ではありますが、1回休んでしまうと途端に"休みクセ"がついてしまうので、眠くてもとりあえず家から出てプールに向かいましょう!

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さて今回のコラムはタイトルにもある通り、タイムトライアルについて。

タイムトライアル。
この言葉を聞いて(見て)どう感じますか?
「よしやったろう!」と思うより、ちょっとネガティブな気持ちを抱く人の方が多いのではないでしょうか?

そりゃそうですよね。
タイムを求めて1本泳いだり、走ったりするのは、普段のサークルにインする練習よりもフィジカルだけでなくメンタルも追い込む必要があります。

ベストタイムがどんどん遠い存在になってくると、
「こんなんやって意味あるのかな」とも。

タイムトライアルなのでもちろんタイムを更新することを目指してやるわけですが、タイムばかり追っていると結構堪えます。
タイムを計測すると同時に、水泳で言えば、例えばストローク数をカウントしてみたり、タッチした後の心拍数も計測してみたり。
あとは、ラップタイムも分析する上で大切な指標ですね。
どこで落ちてきているのか?キープできているのか?上げられる余地はありそうか?など考えることができます。

競泳競技においては、100m自由形のような1分程度で終る運動でさえも、有酸素性と無酸素性のエネルギー供給機構は50対50(荻田、1998年、鹿屋体育大学)。
意外だと思いませんか?あんなにガシガシ全身を素早く動かしているように見えても(呼吸をしていない瞬間がたくさんあったとしても)、有酸素性のエネルギー供給が半分を占める。
トライアスロンのスプリント(スイム750m)のような距離(時間)になると、どんどん有酸素性のエネルギー供給機構からのエネルギーの供給が増えます。

もちろんスタート後の位置取りやスイムアップ前のちょっとしたスパートの瞬間を見ると無酸素性のエネルギー供給の割合が一時的に高まると思いますが、基本的には有酸素性の運動なんです。

タイムトライアルに話を戻します。
ATAでのタイムトライアルは、基本は400m、スクールによっては200mでのタイム計測をしています。

4分台から7分と差はありますが、この時間は有酸素性の刺激を入れるのには最適な練習となります。
普通に生活していたら(普通の人は)"追い込む"なんてこと絶対しないですからね笑
また、ランニングのタイムトライアルと違って、スイムの方が身体への負荷が小さいので、たとえ回数が増えたとしても故障のリスクは低いのも取り入れたい、やっておきたいポイントのひとつ。

まとめると、
・タイムトライアルは有酸素性の刺激を入れるのにぴったりの練習
・いやだなと思っているからこそちゃんとやることで自己肯定感を高める
・定期的に計測することで自己分析する
・自己分析するために、可能な限り計測できるデータを取る(総合タイム、ラップタイム、ストローク数、心拍数 etc)※動画撮影できると尚良し

朝起きるのが億劫になるからこそ、これまで通りの生活リズムで朝スイムに行きましょう。
「一旦お休み!2月くらいからまた復帰するか!」
だと、一度辞めた習慣を取り戻す大変さ。
休んでる間に落ちてしまった筋持久力や技術を取り戻すのにめちゃめちゃ大変な期間を過ごすことになります。

「継続は力なり」
習慣づけするのはとっても大変ですが、辞めるのは簡単。そして落ちるのも一気に落ちます。
そうならないために、今手にしている"習慣"を今後も継続しましょう♪

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