tri tips 2024 【走る前にやってみたいこと】各分野のトップがやっていることに注目!
トライアスロンとは、スイム→バイク→ランの順番で3つの異なるスポーツから構成される競技です。
目標にもよりますが、どれか1つ速い(アドバンテージがある)だけでは不十分で、トータルコーディネート力(満遍なくどれもできること)が、ゴールテープを早く切る上で大切となってきます。
しかしながら、パラレルワールドを行き来できない限り、同時に3つの異なるトレーニングをすることは不可能。
それゆえ、結果的に、1つ1つの能力をコツコツと積み重ね、総合力を高めて行くしかありません。
となったとき、トップトータルコーディネーター(有名なトライアスリート)の練習内容ももちろん大切ですが、1つの分野で尖っている人(スイマー、ライダー、ランナー)にフォーカスを当て、分析し、「何か自分に取り入れられることはないか?」ということも大事だと考えています。
ということで、今回は走ることに焦点を当て、その中でも元日本記録保持者の大迫傑選手が日々トレーニング前に必ず行っている"あること"(ティップス)についてシェアしたいと思います。
そのあることとは、、、
「練習前に足の指先にワセリンを塗ること」です。
※実際の映像はこちら(画像をクリックするとリンク先に飛べます)
その目的は、「靴擦れの予防」だそうです。
馴染んでない靴を履いた時や久々の靴など、指の側面や腹、踵と靴が絶妙に擦れ合い、水膨れになったり、肉刺(マメ)になったりしますね。
ぱっと見はちょっとした怪我なのですが、地味に痛い。
その後の練習がまともにできない、なんて経験されたことのある方は多いのではないでしょうか?
その分野のトップから得られる、たくさんの方が経験したことがあるであろうことが、こんな簡単なことで防げるなら試さない手はないですよね!
特に梅雨の今の季節のランニングは、靴の中が濡れて、足の皮膚がふやける&濡れてより擦れやすくなるため、こういったティップスはぜひ取り入れたいもの!
ではここからが本題。
普段のトレーニングはもちろん、レースでこれを応用するにはどうしたら良いか?
トランジット時間をあまり気にしていない方は、バイク後、もしくはスイムアップ後にしっかりとタオルで足を拭き水気を飛ばし、ワセリンを丁寧に塗る。
「そんな時間もったいない」という方は、靴下の中(内側)のつま先(+気になる方は踵付近)にワセリンを薄く塗っておく。
レース中はアドレナリンが出て、擦れなどの痛みには気づき難いですが、快適に走れるに越したことはありません。
ぶっつけ本番でも、悪い方へは転ばないティップス。
ぜひ試してみてください♪
(関連記事)
・雨の日だからこそ
・距離走 v.s. 時間走
・膝上内側にある筋肉、ポコっと硬くなりますか?
ATHLONIAアプリの登録はこちら
メールマガジンの登録はこちら