nakaji tips「勝手な統計 宮古島vs佐渡」
トライアスロンをもっと楽しむための情報を毎週配信しています。
中島の勝手な統計です。
「 佐渡 vs 宮古島 」(実際に調査したわけではありません)
医療テントに運ばれる人は、圧倒的に宮古島の方が多い(気がする...)
勝手に感じた理由:
宮古島は、レース中やレース後に知り合いを病院や医療テントに迎えに行くことが多い。
佐渡は過去一度もない...。佐渡の方が距離も長く、タフなコースなのに...。
原因(予想):
佐渡が開催されるのは9月で、暑さに身体が慣れている。
宮古島は、まだ気温が上がりきってない本州から急に暑熱環境下に移動する。
6~7月の急な気温上昇や湿度が高くなったときに熱中症が増えます。
身体が慣れてないからです。
■暑熱順化
高温多湿の環境下でしばらく運動すると身体が慣れてきます。
人によって違いますが、7~10日間で暑さに慣れてくると言われています。
暑さの中で運動を続けていると身体が以下のように適応します。
- 安静時の深部体温の低下
- 発汗開始時の深部体温の低下
- 皮膚血流量の増加
- 熱放散能力の向上
- 血漿量の増加など
ですので、身体が慣れてきたと思うまでは、ペースを落とし、時間を減らしてトレーニングすることで、無駄なストレスを減らすことができます。
■身体を冷やす!
このグラフは、運動前に身体を冷やした場合と温めた場合のパフォーマンスを比較したものです。
運動前に深部体温を下げた方がパフォーマンスが良いというものです。
ツールドフランスに出場する選手たちが、ローラー台でウォーミングアップをしている動画を見てみると、アイスベストを着ている選手がほとんどでした。「筋肉の温度は下げすぎず、深部体温は下げる」というのがポイントのようです。
東京オリンピックのトライアスロン選手たちもスタート直前までアイスベストを着ていましたね。
暑さは無駄なストレス、無駄な疲労を身体に与えてしまいます。
最悪、体調を崩すこともありますね。
高温多湿の環境では無理せずに、そして積極的に身体を冷やしてください!
参考:競技者のための暑熱対策ガイドブック(日本スポーツ振興センター)
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