nakaji tips「たった0.3秒のバランス」(ラン)
ランニングは片脚で着地して、地面に大きな力を与えて、その反力で前に進みます。
バランスよく着地しないと、力は逃げ、着地時間を伸ばすことになりますね。
ランニング中、足が地面についているのは、たった0.3秒。
この短い時間に、
足が地面につき、
身体を支え
地面に力を伝え、
その反力を利用して前に進みます。
今回は、「身体を支える」について解説しましょう。
地面が足についた瞬間に素早く "力が入りやすい姿勢" になっている事がランニングの効率を高めるには大切なこと。
シューズの紐が緩んでるだけで、不安定になったりもします。
足首や足(裏)に問題があって、ブレが生じる場合もあります。
インソールやテーピング、シューズなどでそれらを防ぐ必要がありますね。
左右にブレるとブレによる動きを防ぐ動き、ブレによって動いた分を戻す動きが必要になります。
怪我をするだけでなく、その動きの分、無駄な動きが発生します。
0.3秒に対して、大きな割合を要する場合もあります。
インソール、テーピングを積極的に利用することでこれらは対応できます。
シューズの紐をしっかり締めることも大切なこと。
なので、ロングの時は、ゴム紐ではなく、しっかり締める事ができる紐が良いと考えます。
私が重要視しているのは中臀筋!
着地した瞬間に着地脚側(写真だと左)の腰の外側にある中臀筋が弱かったり、うまく使えてないと反対側(写真だと右側)の腰が下がります。腰が下がるだけでなく、股関節に捻りの動作が加わってしまい、重心移動がスムーズに行きません。
重心も下がりますし、腰が下、外側を回るように動くので、浮いている脚(遊脚)が前に振り出されるまでに時間がかかります。
重心が下がり、遊脚の振り出しが遅れ、力が逃げる...良くないことばかりが起きますね。
上の写真のように、前から見て着地時に腰がフラットになっていることがポイント!
動画を撮ってみましょう!
「中臀筋 筋トレ」で検索すると色々紹介している動画があります。
走る直前に少しでも行うと効果的です!
この動画も参考にしてみてください。>> 動画はこちら
ほんの一瞬の着地時間ですが、長い距離を走ると数万回にも及びます。
バランスよく立つことでランニングの効率は大きく変わります。
5分でも良いので、ストレッチングやエクササイズ、ドリルを行う習慣を作りましょう!
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