nakaji tips「時間管理ができる人=トライアスリート」
お仕事や家事、家族との時間とトレーニング時間、とても難しい問題をやりくりしてトライアスロンにチャレンジしている方々がほとんど。
時間管理ができる人がトライアスリートには多いですね。
朝スイムに通うと、 1時間半ほど。
バイクはローラーであれば1時間、屋外で乗れば、3~5時間。
そして、ランは1~2時間。
スイム、バイク、ラン共に週2回ずつトレーニングしたとしたら、その合計は少なくても8時間になりますね。毎日1時間以上のトレーニング時間を確保することになります。
IRONMANなどロングにチャレンジしようとしたら、週末ともにガッツリトレーニングすると12時間以上になったりします。
時間の捻出が最も重要なポイントになり、それが嫌でロングに出なくなってしまう方も見かけます。
時間の管理だけでなく、トレーニングの内容にも管理能力が大切です
■習慣化させるために
継続してトレーニングをすることが何よりも大切なこと。
しかし、寒い朝に早起きして、走ったり、泳ぎに行ったりする事はちょっと勇気が必要ですね。
そのためには、ストレスをできるだけ減らすこと。
眠い、ツラい...というネガティブな要素を一つでも減らし、次に行動を起こすときに必要な勇気を減らしすことがポイントです。
眠い...これは言われなくてもわかりますね。早く寝て睡眠時間を確保すること。
でも、意外に難しい。
頑張りすぎるトレーニングも、苦しさやキツさ、翌日のダルさが記憶に残り、次の行動を抑えてしまいます。全てを出し切るようなトレーニングではなく、ちょっと物足りなさを残してトレーニングを終わらせるくらいが良いと思います。
「あ〜、またアレをやるのか...」と思わないような工夫をしましょう。
■そんな事ではトレーニング時間が増やせないのでは?
部活で「根性」を叩き込まれてきた皆さんは、ヘトヘトになる満足感が欲しくなってしまいますが、ちょっと物足りないくらいのトレーニングでも、適切な頻度でトレーニングできていれば、体力がついてきます。短い時間のトレーニングでもできれば、三種目ともに週2回ずつトレーニングできると良いですね。
これを続けていれば、同じ時間でも走る距離が伸びたり、少し余裕ができれば、5分とか10分とかトレーニング時間を徐々に伸ばしてゆくことができます。
知らない間に体力が向上し、気づかないうちにトレーニング時間を増やせるようになってくるような、そんな増やし方が理想です。
その方が怪我のリスクも減ります。
持久系スポーツの怪我のほとんどが使いすぎ症候群。
急なトレーニングの増加に身体が耐えられずに炎症を起こす。
心もそうならないように少しずつ増やしてくださいね。
■そして動きを大切に
私がこのコラムの中でしつこく技術の向上について語ってきた理由は、パフォーマンス向上と怪我の予防。健康的に楽しくスポーツをやり続けて欲しいのに、ケガしてそれが中断してしまうのはとても残念な事。
良い動きを習得すると、怪我のリスクを減らし、同じ体力でも楽に楽しく走ることができます。
どうしても長く、強いトレーニングに興味が向いてしまいますが、実はとても大切なんですよ。泳ぐ時間を5分減らして、ストレッチングしたり、走る時間を5分減らしてドリルしたりした方が上達するし、怪我も減る!
頭の片隅に置いておいてくださいね。
2023年も毎週このコラムを作り続けてきました。(やり切ったぜ!)
少しは皆さんの役に立ったかな?
2024年もトライアスロンを楽しみ続けてくださいね!!
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