nakaji tips「目線で動きが変わる!」
バイクのコーナーリングで、上手に曲がれない人のほとんどは視線が悪い。バイクだけでなく、スイムも大きく影響しています。
昨日、MTBの初心者講習を行っていて、コーナーの練習をしていた時の出来事...。
「あ、目線が斜面の方を見た」と思った瞬間、その人はコーナーのバンク(バームと言います)を乗り越えてまっすぐ斜面に方に。
慌てて腕を捕まえたのですが、予想以上に勢いがあって、私も一緒に転落...。
土の斜面なので、怪我もなく、二人とも汚れただけ。でも、見ていた人たちは、視界から消えたのでびっくりしたようです。
上手にコーナーを曲がれなかったり、下りで無駄なブレーキをかける方々は、目線が悪い!
前輪のすぐ前を見ていると上手に曲がれず、危険なことが多い。
「怖い!」と思って、斜面や障害物などを見てしまうと、それに寄って行ってしまう。
こればっかりは自身で変えようとして意識をしないと無理ですね。
ロードバイクを乗っていても、自分が走るラインをコーナーの曲がり具合と路面を確認したら、あとはその先を見て、その前に見た部分は間接視野で確認する程度にする。
曲がる練習をしているときに、その先に私がいて、「こっち見て!」というと、スーッと曲がれるようになるんです!
信じて、目線だけを意識してみてください。
■実はスイムでも
プールで前の人をすぐ追いかけ、楽をしようとしている人!
実はそれは顔の向き、顎の位置を悪くしてしまい、腰が落ちるフォームを身に着けてしまっています。
視線が悪いからフォームが悪くなるのではなく、視線を悪くすることで、顎、頭の向きが悪くなり、フォームが悪くなります。
視線は前でも顎を引いていれば問題ないのですが、なかなか難しい。
顔を前に向ける癖のある方には、視線で修正するようにアドバイスしています。
■ランもです!
レースやトレーニングの後半に疲れてくると視線が下がり、猫背になりフォームが悪化する傾向になります。首、背中の位置は、脚への負担を大きくしてしまいます。
視線をあげ、顎を引いて走るだけでも、負担を減らしてくれます。
他にも、右呼吸で泳いでいる人は、右の入水が外に行きがちだったりします。右手を入水する前に左を少し見るだけで、手の位置が変わったりすることもありました。
視線を変えると、顔、顎の位置に変化が現れて改善します。
ぜひ、視線も意識をしてみましょう!
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