nakaji tips「肘や膝の位置、動き」(スイムのフォーミング)
トライアスロンをもっと楽しむために、スイムやランのフォームをよくしましょう!
今回はスイムの肘の動きに注目!
このイラストは、すでに引退しておりますが、世界的なトップスイマーのフォームを上から見たもの。カッコいいですね!
水を遠くから捉えようとするとどうしても手の平に意識が行ってしまいますが、実は末端の手や足に意識をするよりも、体の中心に近いところで、大きな力を発揮するために、そして、末端の動きがスムーズになるように、その間にある関節の動きが大切だったりします。
ということで、今回はスイムの肘の動き。
(バイクやランは膝の動きが大切なので、それは改めて)
■肘の位置に注目
「スイムの動きは陸上で覚える」というセミナーを月1回程度の頻度で行っています。
最初に、「その場で泳いでいるように身体を動かしてください!」というと、皆さん手を見ながら肩を回します。肩を回すと、顔の前に肘、手があったりします...。
上のイラストを見てください。
肘は身体の横(少し斜め前)にあり、肘から先はプールの底を向いています。
この動画も肘の位置に注目して見てみましょう↓
https://youtu.be/_DL0aOgOwwg?si=CY4JCkPP_Wfh0n8S&t=13
現在の世界競泳界の女王レデッキーです。
■肘の向きも大切
こちらの動画をご覧ください!
https://onl.la/Vsdw1MR
※フォローもよろしくね。
肘の向きが変わっています。
この向きの変化によって、肘から先の前腕の向きが変わります。
この肘の回転(正確には上腕の回旋動作)が"肘を立てる"動作に大きな影響を与えます。
泳ぎながら、肘の位置、肘の向きにも注目してみましょう。
ドリルで行うスカーリングは肘の位置を変えずに肘から先の動作を正確に行うことで、肘が理想的なラインで動くようになります!!
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