nakaji tips「森保監督、中村俊輔に負けるな!」
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サッカー日本代表の森保監督のメモを取る姿は有名ですね。そして、元サッカー日本代表の中村俊輔さんが高校生から記録しているノートも有名で、それをデザインした「中村俊輔オリジナルサッカーノート」も発売されています。
実はトライアスリートに限らず、トップアスリートは「練習ノート」をつけている人が多くいます。私が担当した選手のほとんどは書いてましたね。
特に誰かに見せるのではなく、その日のトレーニングの確認や、過去のトレーニングを振り返って、調子が悪い時の参考にしたりしていました。
■デバイスのアプリでもOK
手書きのノートではなくても、StravaやGarminなどトレーニングデバイスのアプリには、メモを入れる項目があるので、そこにメモを入れておくと良いと思います。
データを見て思うこと、トレーニング強度、技術・動きの感覚を言葉に残すことで、より上達が早くなると言われています。
■具体的な言葉が多くなったり少なくなったり
「メタ認知言語化」という理論があって、その文献いくつか出ています。
無意識 に身体が行っていることを意識し、言語化する試行がメタ認知的言語化です。 言語化といっても、「身体の動きを正しくモニタリングして制御することが目的ではない」とい言われていますが、イチロー選手が、「自分の身体がどのように球を打っているかを説明する意識的努力が現在の自分を作ってきた」と言っているように、言語化は上達に必要なことの一つであると思っています。
さらにある文献には
「具体的な身体の部位の動きに関する言葉が多くなったり、少なくなったりすることを繰り返した後に上達速度が上がる」とありました。
私は、具体的な動きを認識し、意識した後に自分の感覚として動かせるようになったと勝手に推測しております。
言葉にするための言葉の材料が必要だと思いますので、上達のためにトライアスロンの動作、トレーニングに関するボキャブラリーを増やすための活動も必要かもしれませんね。(そうです。私のセミナーに出ろって事です。笑)
テニスのシャラポアが16歳でウィンブルドンをタイトルを獲った時のインタビューをテレビで観ていて、「やっぱりトップ選手は、試合のことをしっかり喋れる!」「言葉にすることは大切!」と思ってきました。
2023年はトライアスロン日誌を書いてみませんか??
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