nakaji tips「コーナーのライン取り」
トライアスロンをもっと楽しむための情報を毎週配信しています。
バイクでコーナーを上手に曲がることができないと、必要以上にバイクを減速をさせ、再加速に無駄な体力が必要になりますね。下りでもタイムが落ちますね。
コーナーを上手に曲がるには、
「目線」「重心」などがポイントになりますが、
「ライン取り」もかなり重要です。
■早くインコースに入り過ぎ
みなさんとライドしていて気になるのが、早くインコースに入ってしまうこと。
コーナーの出口が見えてないのにインコースに入り過ぎると角度が急になり、スピードを落とすしかなくなりますし、上の写真のようなコーナーでは、先の状態が見えないので恐怖心からブレーキをかけることにもなります。
早くインコースに入り過ぎて、思ったよりコーナーがキツくて、コーナー出口で大きく膨らんでしまったりすこともあります。
■我慢!
トレーニング中でクルマが走っているような時にはインコースに入らないと走ることができません。そのような時はコーナーの手前で十分に減速してくださいね。
レースで交通規制されていて、後方から追い抜いてくる自転車がない時やクルマがいない時は、後方確認をして安全を確認してから、コーナー手前で少し外側からコーナーに入ってゆきます。
コーナーに入ったらすぐにインコースに寄らず、コーナーの出口(直線に変わる部分で、道の両端が見えるくらいのところ)が見えたら、インコースに入っていくくらいのライン取りを考えましょう。
直角コーナーであればすぐにコーナーの出口を見ることができますので、コーナーの頂点でインコースを通ることができます。
しかし、ヘアピンカーブなどは、コーナーの"R"(半径)がどれだけ小さいかわかりませんので、インコースに余裕を持たせて曲がって、加速できそうだと思うところでインコースに入ります。
この "我慢" がみなさんできないようです。
ここで "我慢" することで余計な減速を防ぎ、恐怖感もなくすこともできます。
■目線も走るラインを!
よって目線は道路の端を見るのではなく、自分が通るべきラインを見て走りましょう。
スピードによっても違いますが、少し遠くの"ライン"を見るようにしてください。
サドルをお尻の後端から少しはみ出るくらいの位置に置き、重心を低くすることで曲がりやすくなります。
可能であれば、広場などでコーナーの練習をすると安全に早く、気持ち良くコーナーを曲がることができるようになります。
週末は積極的に峠に行って下りのテクニックを磨いてください!
但し、過信は禁物です!
-----------------------------
■ オーシャンスイム、バイク、ランなど様々なトレーニングセッションを開催!!
■ アスロニア主催の朝スイム