nakaji tips「坂道で楽に登るためにもダンシングを!」

  • 2022.07.15

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「立ち漕ぎ(ダンシング)をすると疲れるからやらない!」
という方も多いのですが、実は上手に使うと楽に速く坂道を攻略できます。
多用できるようになるまでは、我慢して練習を続けなければなりませんが、
逆に「休むために」という目的としてダンシングを利用することもできます。

ちなみに私は、私よりゆっくり登る方のペースに合わせて坂道を登る時は、ダンシングしてサボっております...。
数km続く山道をほとんどダンシングで登ることも可能です。

ダンシングを使うと良い場面は、

  • 平地から登りに入って、ペダル回転数のリズムが変わるタイミングで数回ダンシングを入れる
  • 上りで斜面が急になる場面
  • 長い上りで少しリズムを変えてリラックスさせたい
  • コーナーの立ち上がりなど加速をしたいとき

などが考えられます。

■体重を使おう

ダンシングは、より強いパワーを発揮せたい時に使うのですが、全身で力んで、脚だけを使ってペダルを踏むとあっという間に疲れてしまいます。
できるだけリラックスさせ、重心移動を上手に行って、自分の体の重さをペダルに伝えることを意識しましょう。

お尻、腰の位置はできるだけ高く保つことを意識します。
タイトルに使っている写真もお尻、腰の位置が高いのがわかりますね。

ペダルが一番下になる前には、次のペダリングに備えた動作に入っていることが大切です。


■重心が左右に逃げない

正面から見た時に、頭とタイヤの接地部分が垂直になるようにすると良いでしょう。
下の写真はMTBの教室でこの状態のまま走り続ける練習だったので、ダンシングとはちょっと違いますが、
ダンシングを習得するためには、この状態のまま、前輪が左右にブレずに真っ直ぐ走る練習などを取り入れると、重心移動を活用したダンシングが上手になると思います。

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■上半身はリラックスして

急な坂道など大きなパワーを発揮するときは、ペダルが下がろうとしている脚の反対側はハンドルを少し外側下方向に抑え込み、その反対派引きつけるような力を強く入れますが、基本的にはリラックスして余分な力を入れないことがポイント。
できれば、自転車を前に送り出すような動作を入れられるとよりスムーズです。


■休むダンシング

「ダンシングしながら休むなんてあり得ない...」と思われがちですが、たまに腰をハンドルに近づけて重心移動だけでダンシングすることで少し楽に走ることができます。


■(おまけ)シッティングの重心

フィッティングしてサドルの位置を数mm単位で修正をしていますが、上り、下り、力の入れ方で座る位置を少しだけ変えて、脚の力が入りやすい位置、体重が乗りやすい位置を探しながら乗ることで、脚への負担を減らすことができます。
そんな意識をしながらライドをしてみてください。

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