nakaji tips「足の骨は何個ある?」
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足首から下のいわゆる「足」は、骨がいくつあるでしょうか?
沖縄料理のテビチ(豚足)を食べると細かい骨がいくつもありますね...。
答えは....28個。こんなに多くの骨で構成されています。
両足で56個になり、全身で206本の骨の1/4ほどを占めています。
骨が28個もあるということは、それを繋ぐ筋肉があるということ。
しかも、様々な方向に動く部分ごとに筋肉があります。
タイトルの写真は、足の指を内側にぎゅっと握るための筋肉群で骨に近いところにある小さな筋肉群です。
5本の指を伸ばす、曲げる、握る、開く、足首を回す、つま先を下げる、あげるなどなど様々な動きを作り出す筋肉が足の裏にはたくさんあります。足だけで完結するのではなく、足首を通してふくらはぎについている筋肉もあります。
■足の形は筋肉で変化する
腕や太ももと同じように、筋トレで形は変化するし、使わなかったり、動きや強さに偏りがあると形が変わります。
多くの筋肉が構成している足は、その筋肉の状況により形、動きが変化します。靴の中に隠れてしまっているので、一つのパーツとして考えられがちですが、28個の骨を繋ぐ筋肉で構成されていることを改めて認識して頂きたいと思います。
パフォーマンスにも大きく影響をするアーチ(土踏まず)の形は、筋肉によって形成されています。
内側の縦アーチは、足の指を曲げる筋肉と足首を内側に捻る筋肉によって作られています。
また、横のアーチは親指を内側に握る筋肉をメインに作られ、外側の縦にあるアーチは、小指を開くために使う筋肉で作られています。
足の大切な機能であるアーチは筋肉で作られ、足裏が疲れてくるとその機能は低下してしまいます。
足をトレーニングしたり、ケアすることって、大きな筋肉のストレッチングと同じように大切なことなんです。
■アスリートとの意識の差は大きい
足裏に関する意識調査で[06] 足裏トレーニングの実施状況を見てみると、一般愛好者とトップアスリートの差は2.5倍。
トップアスリートは、足裏が機能するためのトレーニングを56.3%の人が実施しているのに対し、一般愛好者は17.2%ととても低い結果が出ています。足裏意識調査の詳細はこちら
トップアスリートは、トレーニングが仕事。なので当たり前なことなのですが、一般愛好者でもできることがあります。
仕事中に座りながら、ミーティングで人の話を聞きながら、靴の中でも良いので、指を開いたり、握ったり、親指だけ上げたり下げたりするだけでも、足の筋肉は活性化され、良い状況になってくれます。
机の下にマッサージ用の棒を置いておいて、コロコロするだけでも良いですね。
前回のコラムでもお伝えした動画を見て、何かをしながら行ってもOKです。
---------前回の内容------------
■足の筋肉を鍛える
足の機能を高めるためのトレーニングは別で行いましょう。
足の指を開いたり閉じたり、ジャンケンをしたり、何かを拾ったり、タオルを手繰り寄せたりするトレーニングを行うことで、足裏の機能を高める事ができます。
下記動画を参考に行ってみてください。
動画:https://youtu.be/R6SRNBQvL34
砂浜を裸足で走ると心肺持久力だけでなく、足裏には大きなトレーニング効果を期待できます。
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ケガを予防して、パフォーマンスを高めるために、足のトレーニングやケアを積極的に行い、正しい動きに導いてくれるインソールを試してみましょう!
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