tri tips 2026 ワニの目で良い
ホノルルトライアスロンチャレンジ企画の中で東京担当の久保埜南コーチが行っていたスイムレッスン(海を意識した練習)。
その中でヘッドアップクロールの説明として出てきた表現がとても印象に残りました。
「ワニの目」
分かりやすすぎました!
この表現は、一度聞いたら忘れない。
この表現を聞いたとき改めて、伝え方の大切さを感じました。
技術以前に「イメージできるかどうか」
スイムの技術説明は、どうしても難しくなりがちです。
・頸椎の角度
・体幹の安定
・ストロークとキックの連動性
もちろん、それらをすべて意識できることが理想。
でも実際に泳いでいる最中にそれを一つひとつ考えられるかというと、正直難しいですよね。
その点、
「ワニの目」。
・水面ギリギリ
・目だけ出す
誰でも、一瞬でイメージできますよねこれだと。
技術を"感覚に落とす"とても良い言葉だなと思いました。
海では臨機応変さも必要
誤解してほしくないのは、「常にワニの目だけでOK」という話ではありません。
海では、
・うねりが強い
・波を被る
・遠くて目標物が見えにくい
そんな場面もあります。
そのときは一時的に大きく頭を上げるといった対応が必要になることもあります。
臨機応変さは大事。
ただしそれは「例外」であって「基本」ではないです、毎回やると疲れますからね。
基本は、目だけで十分
進むべき方向が分かるブイや建物、山などの目標物。
それを確認するだけなら、
・目だけ水上に出す
・首を大きく起こさない
・ストロークのリズムを崩さない
それで十分です。
毎回、顎までしっかり出すような大きなヘッドアップをしてしまうと、
・脚が沈む
・抵抗が増える
・無駄に疲れる
結果としてスイム後半やバイクパートに影響が出てしまう。
トライアスロンは「省エネルギー競技」
改めてですがトライアスロンは"いかに楽に次につなげるか"の競技です。
スイムで必要以上にエネルギーを使ってしまうとそのツケは必ず後半に回ってきます。
だからこそ、
・最低限のヘッドアップ
・最低限の情報確認
・最大限のリズム維持
そのバランスが大事です。
迷ったら「ワニの目」
ヘッドアップが不安になったとき、
つい「しっかり見なきゃ」と頭を上げすぎてしまう。
そんなときこそ、ワニの目。
これからの練習でも、レース本番でもふと思い出してもらえたら嬉しい表現です!

