つい先日、ラジオを聞いていたら、
「お餅を食べるとトイレを我慢しやすくなる」
みたいな話が流れてきました。
それ本当?と思いつつ、まだ1月も半ば。
正月に買った(もらった)お餅、家に余っていませんか?
トライアスリート的視点で考えると、
・腹持ちがいい
・エネルギーになる
・レース前に食べやすい
これはちょっと気になるテーマだなと。
ということで今回は、「お餅=トイレ我慢説」について、少し整理してみます。
そもそも「我慢できる」ってどういう状態?
まず前提として。
お餅を食べたら尿が出なくなるわけではありません。
ポイントは、「尿が作られるスピード」と「膀胱にたまる感覚」。
トイレが近くなる要因には、
・水分摂取量
・カフェイン
・アルコール
・血糖値の上下
・自律神経の影響
など、いくつかあります。
で、お餅はこの中の
「血糖値」と「消化スピード」に関係してきます。
お餅の正体は、ほぼ炭水化物
お餅の主成分は「もち米」。
つまり、ほぼ炭水化物です。
ただし、白米とちょっと違うのは
・粘りが強い
・消化にやや時間がかかる
・血糖値の上昇が比較的ゆるやか
この「ゆるやか」がポイント。
血糖値が急に上下すると、
自律神経が刺激され、
結果としてトイレが近くなることがあるみたいです。
お餅は、どかん!とは血糖値が上がりにくく、腹持ちもいい。
結果、余計な刺激が少ないエネルギー源という位置づけなんです。
水分を"引き込む"って話は本当?
よく言われるのが、「炭水化物は水分と一緒に体内に貯蔵される」という話。
これは半分正解。
糖質は、
グリコーゲンとして筋肉や肝臓に蓄えられますが、その際に水分も一緒に保持されます。
なので、
・食べた水分がすぐ尿にならない
・体内に一時的に留まりやすい
という現象は起きやすいので、「お餅を食べるとトイレを我慢できる」と感じる正体かもしれません。
トライアスリート的にはどうなの?
ここ、大事なところ。
✔ レース前
✔ 長時間の移動
✔ トイレが不安な状況
こういう場面では、
・脂質が多すぎない
・消化が重すぎない
・腹持ちがいい
という条件を満たす食べ物はありがたいですよね。
お餅は、
・脂質ほぼゼロ
・咀嚼できる
・量の調整がしやすい
という点で、
レース前補給としては意外と優秀なのかなと思ってます。
もちろん、
食べ慣れていない人が
いきなり本番で食べるのはおすすめしませんが。
結論:我慢"できる気がする"は、たぶん本当
医学的に「お餅を食べると尿意が止まる」とは断言はできませんが、
・血糖値が安定しやすい
・余計な刺激が少ない
・水分が一時的に体内に保持されやすい
こうした要素が重なって、
「結果的にトイレが気になりにくい」状態になる可能性は高そうです。
まだ余っている正月のお餅。
お雑煮だけじゃなく、トレーニング前・移動前の補給として一度試してみるのもアリかもしれませんね。
※十分に咀嚼してから飲み込みましょう。

