tri tips 2024【ハイエルボー】水を捉えるとは?
まずはこちらの動画をご覧ください。
泳ぐとき、水を腕全体で捉えるためには身に着けておきたい身体(肩関節、上腕骨)の動かし方ですね。
普段、何気なく回していないですか腕?
手で水をキャッチして、後ろに押そうとしていませんか?
もちろん、手の平にはたくさん神経が通っているので、重さを肘周りや上腕よりも感じやすいですが、手だけでかいてたらもったいない!
腕は、"棒"にもなるし"オール"にもなるんです!
どういうことか?
ご自身の身体で考えてみましょう。
まずは、片方の腕を前に伸ばしてみてください。
A:肘の内側が上や内側を向いているパターン
B:肘の内側が(極端ですが)内側より下を向いているパターン
どちらの方が腕全体が"オール"の形状に近いですか?
きっとBだと思います。
動画でもお見せしましたが、この動きができるかどうかで、水を腕全体で捉えられるか?
手の平だけになってしまうかが変わってきます。
せっかく同じ回数動かすなら、可能な限りたくさん水を後ろに押したいですよね。
この動きが身についた=必ず速くなるわけではないのですが、この動きができるようになれば、より水を捉えるための基礎ができたと言えます。
その動きを、ストロークという一定の速度で動かし続ける中で、身体のローリングに上手にフィットしていく。
腕のみの単一でできたら、トータルでコーディネートできるようにしていきたいですね。
まずは、壁やテーブルに手を着いて、肩関節から上腕骨をぐりぐり回せるようになりましょう。
そのあとはどこにも手を着かず空中で同じことができるように。