nakaji tips 「速く走りたいならちゃんと履く」
インソールを使うとパフォーマンスが上がるという研究報告があります。
片足での連続ジャンプのタイムや着地時間に影響があるという報告です。
( https://www.custombalance.jp/about/feature/ )
着地時の安定性を高められることがその要因です。
その前に!!
私は、人がランニングシューズを脱いだり、履いたりする時、その様子をしっかり観察しています。
特にランニングシューズを脱ぐ時に、紐を緩めずスポッと簡単に脱ぐ姿を見ると「ちゃんとシューズ履いてませんね...」と声をかけるようにしています。
高級なシューズを履いて、インソールを使っていても、"ちゃんと"シューズを履いてないと、それらの効果は半減どころか、マイナスになることもあります。
靴ずれ、マメ、足首、膝のケガ、足底筋膜炎などなど、ケガの可能性に大きく影響します。
シューズやインソールの性能を引き出し、ケガをせずにパフォーマンスを高めるためにはシューズの履き方が大切!
■踵に合わせる
ランニングシューズはヒールカップというパーツがあり、踵に合わせて履くことが大切です。
紐を締める前に、つま先をあげて、踵を地面にトントンするなど踵側に足をずらしてください。
その前に、紐を緩めることも忘れずに!
■丁寧に適度に紐を締める
つま先の方から適度に紐を閉めてください。最初は締めすぎて緩めたりすることもあるかもしれませんが、緩いよりは良いと思います。繰り返して丁度良い締め具合を学習してください。
靴の中で足が動かないことがポイント。
足首が細い人は、一番上にある手前側の穴(購入時に通ってない足首側の穴)に通すことも試してみてください。
■特殊なパターンも!
足の形は人それぞれ。
「甲が高くて痛いので、紐を締めてない...」という人もいます。
痛みが出る部分だけ紐を通さずにつま先側と足首側だけを通す方法もあります。様々な紐の通し方がありますので、ググってみてください!
できるだけシューズ、インソールの性能を引き出し、ケガを減らすためには、シューズの中で足が動かないようにすることが重要です!
片足スクワットでグラグラする人の土踏まずに、ティッシュを丸めて入れるだけでも安定することがあったりします。走力レベル、体重、土踏まずの高さ、足の形に合わせてシューズやインソールを合わせて使ってください!!
トライアスロンのトランジッションを素早く簡単にするために開発されたゴム製のシューレースはレースの時に使う方がケガのリスクが減りますね。ロングでは、紐が良いと思っています。