nakaji tips 「足の痛みを日常で解決!」
サッカーをやっていた時期に骨折や靭帯損傷など足首のケガをしていた影響もあって、右足に問題を抱えることがが多いので、カスタムインソールにアーチサポートがしっかりした靴下。さらにテーピングと完璧な状態でトレーニングをしています。
※GKだったので、ボール以外にも人がいっぱい飛んできて、足の上に何人も乗っかって来るんです笑
そんなケアをして、ストレッチや治療機器を使ってケアをしても、長い期間、調子が悪い時がありました。
「こんなにケアをしているのに...」と思って色々考えていたときに
[よく歩いた翌日の調子が良くない!]
と言うことに気づきました。
スニーカーでの日常生活ですが、ヒモは緩めにルーズに履いていたので、まずはヒモをしっかりしめて履く事にし、さらにそれほど大袈裟ではないし、テーピングに近いサポートができるサポーターを毎日使用するようにしました。(ザムスト FILMISTA ANKLE)
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ランニングは続けて(と言っても大した距離ではありません)、日常でのサポーターと紐をしっかり締める事を続けた結果、テーピングを忘れて走った後でも足裏と踵の違和感もなく、問題がすっかりなくなりました。でもケアのためにちょっと長めに走った翌日や、長めに歩くことが予想される日はこのサポーターを使っています。
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靴の中に入ってしまう身体の中では小さめのパーツである足ですが、片方に26個もの骨があり、靭帯、腱、筋肉によって機能的に動くようになっています。逆に言うと、多くの骨、靭帯、筋で構成されているので、どれかの靭帯が緩かったり、動きが悪かったりするとバランスが崩れて、大きな負担がかかってしまいます。
しかも、立っているだけでも体重を小さな面で支え、走ったり、ジャンプした時の着地時には、体重の3倍もの負荷がかかると言われ、それを最初に受け止めるパーツでもあります。
バランスが取れた状態では、その負荷を吸収し、次の動きに繋げることが容易かもしれませんが、逆に一部に負担がかかる場合は、着地時の負担は更に増し、次の動きにも一つアクションが増えてしまう事になりますね。
上の写真のように、ふくらはぎの両側にある筋肉が踵を通って、アーチ(土踏まず)の形を作っています。(形を作る=機能を発揮させる)踵が安定した位置になく、ブレるような状態では、アーチは機能しにくい状況になり、怪我に繋がったりパフォーマンスの低下に繋がる可能性が高まります。
踵と足の前の部分の捻りによってアーチが作られていると言われています。踵が安定してなければ、その捻りは発生しませんね。
「ランニングシューズは、踵に合わせて履いて、しっかりヒモを締める」と言うのは、シューズの機能を引き出すだけでなく、足が持っている本来の機能も使うと言う事になります。
「テーピングやサポーターを使うとそれに頼って良くない」と言う人も中にはいますが、テーピングやサポーターによって、負担を軽減し、正しい位置で動くことを筋肉と神経に覚えさせて、負担がかからない機能を回復する目的として使うようにアドバイスをしています。
使えるものは使って、痛みや違和感がなく走れた方が楽しい生活を送れますからね。
今回は、足についてお話ししましたが、腰痛も日常生活でサポーター(コルセット)を使うなど、トレーニングで疲れた部位の日常生活での負担を減らす方法を考えてみてください。
いつもランニングフォームを修正する時にも「日常生活の歩行や階段を登るときに意識をしてみてください」とアドバイスさせていただいておりますが、トレーニングしている時間よりも日常生活の方がずっと長いですからね。そこで良い動きを習得させてください!
アスロニアショップ横には、国家資格所持(鍼灸師、柔道整復師)を持つスタッフが施術するコンディショニングルームがあります。
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動きを客観的に見てもらい、修正する方法を一緒に考えるパーソナルトレーニング
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