nakaji tips 「身体の中心からの距離を意識してみよう」
気温は下がって来たものの、寒すぎず、ゆっくり長く走るには最適な時期になって来ましたね。
冬の間にマラソン大会に出場する方にとっては、この時期にしっかり走り込みをしたいですね。
ゆっくり走っている時は、同時にフォームも意識したいところです。
ゆっくり走っている時に良いフォームになると、スピードを上げた時にもっと良いフォームになります!
今回は、効率良いフォームを意識するための考え方をお伝えします。
ランニングのピッチ(足の回転数)は、平均すると180歩/分くらいです。
1時間走ると10800歩、フルマラソン4時間だと42000歩にもなります。
例えば、一歩ごとに2~3cm横にブレる力が加わると1.2km横にズレ、さらに1.2km分戻す力が必要になります。
ムダですよね。これが上下にもあると大変なロスです。
出来るだけムダな力を使わないということは、快適に走るために大切な事だということがわかります。
では、良いフォームを考える時のヒントです。
身体の中心から遠い場所で動きがあると、大きな力が必要です。
これを腕振りで考えてみると肘を伸ばして手の位置が肩関節から遠いと、腕と腕振りによって生まれた力が下方向に向いたり、脇を開いて背骨からの距離が遠いと同様に力が外側に向いたりします。
肩を下げるために「手を下げろ」という指導がありますが、手を下げるのと肩を下げるのは別の動作ですので、切り離して動きを作ることで、より効率的になります。
(※肩が上がると良くないというお話は改めて)
腕を左右に伸ばして、身体を左右に捻ったあと、気をつけの状態で身体を左右に捻ってみてください。
スムーズさが良くわかると思います。
足を前に降り出す時も膝が伸びた状態と曲がった状態では、股関節からの距離が違いますね。
これも動きやすさで大きく違いが出ます。
実はスイムのリカバリーも同じ事が言えますね。
身体の中心からの距離を考えて、走ったり、泳いだりしてみてください。
ゆっくり走る、ゆっくり泳ぐ時期には大切なポイントです。
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先週のローラー台のお話、メニューに付いてご連絡をいくつか頂きました。
色々組み合わせをしてみて、自分なりのメニューを作ってみてくださいね。
ただし、頑張りすぎると嫌になっちゃいますよ。気持ち良い汗をかく程度にね。
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