nakaji tips 「息継ぎの時の視線に注意しよう!」
◼️今回のテーマ
息継ぎの時の視線に注意しよう!
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オフシーズンには
1) カラダと道具(特にバイク)のメンテナンスをしましょう!
2) 基礎的な体力や技術の習得に時間をかけましょう
3) トレーニング効率を上げるための知識を習得しましょう!
4) 冬に増えがちな体重をコントロールしましょう!
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オフシーズンだからリラックスしてフォームを意識して泳いで頂きたいと思います。
ドリルを行うときは、泳ぐスピードはドーンと落とすつもりでリラックスすることがポイントです。
頭、首の動きは全身に大きく影響を与えます。
顎をあげれば腰が反るし、下を向けば背中が丸まる傾向に身体は反応します。
水の中は、陸上と違って身体を支えることができないため、頭の位置により身体の影響が大きくなります。
頭が大きく動くタイミングは息継ぎです。
息継ぎ動作が、泳ぐスピードに大きな影響を与えます。
頭が上がれば、腰が落ち抵抗を大きく増やしてしまいます。
また、息継ぎの際に両方の目が天井を向くほど大きく上を向くと、入水した手は深く下がり、息継ぎによる横方向の動きに対抗するために、外側に搔こうとしてしまいます。
トレーニングコラム1125.jpg
ATA新宿24plusを担当している大崎コーチにお手本の動画をお願いしました。
動画はコチラから
動画のように最低限の動きで息継ぎをすることで、身体の抵抗を減らし、余分な方向への力を減らすことができます。
これは前回のランニングのお話しと同じですね。身体の中心に近いところで運動ができるようにする事がスイムでも言えます。
意識するポイントは、「片目で水中を見る!」です。
息継ぎをしている最中、頭のテッペンを水中に突っ込むような意識をして、片方の目は水の中を見るようにします。
最初は水を飲んでしまい、ゴホゴホと苦しい思いをする事が何度かあるかと思います。これに慣れる事で姿勢が代わり、楽に泳げるようになります。
ぜひ「片目で水中を見る!」を実践してください。
アスロニアATAスクール
https://athlonia.com/school/#school_ata
< 過去の記事 >
・オフシーズンの過ごし方-1- ~オフシーズンの過ごし方~
・オフシーズンの過ごし方-2- ~レースやトレーニングのデータを見直そう~
・オフシーズンの過ごし方-3- ~股関節の動きをチェック~
・オフシーズンの過ごし方-4- ~ローラー台を活用しよう!~
・オフシーズンの過ごし方-5- ~フォームに集中~
・オフシーズンの過ごし方-6- ~スイムの動きづくりの動画~
・身体の中心からの距離を意識してみよう
・息継ぎの時の視線に注意しよう!