nakaji tips「ラップボタンを活用する」
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ラップボタンを活用していますか?
◯ 1km毎のペースを知るためにラップを測る。
◯ 400mトラックで1周ごとにラップを測る。
というのがメインだと思います。
簡単なことなのですが、ラップボタン(というか区間設定)を上手に使うことで、トレーニングの効果を高めることが可能です。
400mトラックだとカーブし続けているのでGPSデータが上手に取れないので、ペースを把握するために400mごとにラップボタンを押すこと必要がありますが、ロードを走っているときは、1kmごとのオートラップって必要ないのでは?と思っています。
最近のデバイスはほとんどGPS機能が付いていて、ペースは1kmごとのラップを取らなくてもとか、リアルタイムのペースをデバイスに表示させて確認することができ、トレーニング後も心拍やスピードの変化をグラフで確認することができます。
■いつものコースだったら
ランもバイクも、ほとんどの方がロードでのトレーニングがメインだと思います。よくトレーニングに使うコースで信号も少なく、しばらく集中して走れるような区間があったら、その区間のスタート、フィニッシュで毎回ラップボタンを押します。
区間のタイム、心拍、ランだったらペースの変化、バイクではパワーの変化などを毎回比較します。それに風の強さと方向、気温、湿度を記録しておくと良いでしょう。(ほとんどのデータはデバイスが記憶してアプリに保存されますね)
それによりトレーニングの効果を毎回測定することができます。
◯ 前回よりも心拍が同じなのに、タイムやペース・パワーが上がっていればパフォーマンスが上がったということ。
◯ 心拍が高くてタイムやペース・パワーが高いのは頑張ったってこと。
◯ 心拍が高いけどタイムやペース・パワーが低いのは体調が悪いか暑いとか向かい風が強いという要因が考えられます。体力が落ちたということも考えられる。
上記のようにタイムやスピードが速くなるだけでなく、その要因やペース戦略の結果を見ることができます。
暑さに強い、弱い、坂道に強い、弱いなどが把握でき、同じ区間を走るにも戦略を考えたり、ペダリングやペース配分に意識が向いて、改善することに意識が高まると思います。
意識が高まることでトレーニングに工夫が生まれて、自身の特徴を把握して、それを改善しようとすることでパフォーマンスがアップします!
オートラップにしたままにせずに、自分なりのラップボタンの活用方法を考えてみましょう!
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