nakaji tips「シューズを選ぶ」
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カーボンをソールに埋め込んだシューズの出現でランニングシューズのカタチが大きく変わりましたね。
以前は軽さ重視で、ちょっと見栄張ってソールが薄くて軽いシューズを選ぶ人が多かったのですが、カタチ(機能)重視になってますね。
■一番重要視したいのは安定性
フルマラソンを2時間台で走ってしまうようなランナー以外のシューズ選びの優先事項は安定性と言い切れます。
ランニング中、足にかかる負荷は体重の3~4倍と言われています。
トップランナーは安定して着地し、次の一歩にスムーズに重心を移動させて行くことができるのですが、エイジグルーパーのほとんどは、重心が移動する間に左右、前後あちこちに力が加わります。
それを全て足で受け止め、修正するような作業していたら、効率悪いし、足が持ちません...。
着地時に余分な動きを制御して、安定して重心移動させてくれることを最優先してシューズを選んでくださいね。
■転がり
シューズの先端が上がっているのは、前に重心移動をしやすくするためにできています。
そして、カーボンがソールの中に入り、さらにソールの形状によって足が前に転がりやすくなるようにしているのが最近のシューズの傾向ですね。
カーボンが入らなくても厚いソールの形状、素材によって転がりが効率良くできるように設計されています。
人によって重心移動の仕方が違いますが、シューズの形状と走り方がマッチすることで、楽に走ることができます。
トップランナーが、さらに速く走るためにカーボンを入れ、転がりの効率を上げようとするシューズがあります。重心移動とシューズの転がりのタイミングがあっていれば、シューズの性能を引き出すことができますが、合ってなければ効果が半減してしまいます。
各社、シューズごとに特色をつけています。トップランナー用ではないカーボン入りシューズもあるようです。
タイミング、硬さが合うシューズを探すことがポイントですね。
試し履きは大切です。
■紐をしっかり!
写真のシューズ、Nマークは少し硬い生地でできていて、これが左右にブレないようにサポートをしてくれています。上端は紐の穴に繋がっていて、紐をしっかり締めることで左右のブレを防いでくれます。
一枚の生地に見えますが、硬さの違う素材が組み合わさっていてシューズの中で足がブレるのを防いでくれています。
この写真では使っていないのですが、一番上のさらに奥に穴があります。
ここに紐を通すことで、踵が固定され、足の前後のブレを防いでくれます。
左右にも前後にもシューズの紐の締め具合が関わっています。
締め過ぎるのも良くないのですが、適度にしっかり締めるようにしてください。
正しいシューズの履き方の動画たくさん出ていますね。
シューズには、色々な機能、サポートがあります。
適切なシューズを選び、正しく履いて、ランニングを楽しんでください!
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