nakaji tips「目に見える変化は...」
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■糖質ダイエットの勘違い!
体内に蓄えられる糖質は、水を多く含みます。
ダイエットで糖質を制限すると比較的早く体重が減りますが、糖質にくっつくはずだった水の重さ。
減って欲しい脂肪ではないんですね...。
そして、家庭にある体脂肪計は電気抵抗で脂肪量を予測しているので、水分が減ると体脂肪率は高い数値を表示します。体重が減ったのに、体脂肪率は高い....モチベーションが続かないですね
適度な運動をして、適量の食事を続けるのがダイエットの王道。
(これは流行りもなく、昔からずっと言われている)
しかし、変化が出るのは、1ヶ月くらいから徴候が現れて3ヶ月ほど続けてやっと人に認めてもらうくらい。
根気よく続ける必要があります。
厚生労働省が「健康のために週3回、1回30分の運動を3ヶ月続けましょう!」と言っています。
ここにも「3ヶ月」が出てきました。
競技スポーツのトレーニングも3ヶ月くらいの期間でトレーニングプランを作成。そして、その期間ごとに評価テストを行ってから次のトレーニングプランを考えます。
人の身体の変化はそれくらいの期間が必要という事ですね。
■プランが大切
3ヶ月って結構長い!
モチベーションを維持させるのが難しいですね。
なのでダイエットには「行動変容心理学」が必要。
タバコをやめる、薬物中毒、アルコール中毒から離脱するのと同じような事を考えないといけないんです。
そして、ダイエットもトレーニングも段階を追ってトレーニングプランを考えることが大切。
トレーニング理論という学問に、「トレーニングの原則」というのがあります。
その中には、強度のコントロールや期間の項目が多くあります。
それだけ大切だということですね。
コロナにより大会が中止になってしまい、モチベーションが上がらない。
さらにこれから冬になり外で運動するのに、勇気が必要になってきますね。
そんな妥協から脱却するためにもスケジュールを立てて、仲間とともにトレーニングする機会を作りましょう。
■モチベーションを高める手段
モチベーションを高めるためには、
「目標」:レースやレースでのタイムなのですが、「今より良い状況にする」でもOK
「仲間」:やはり仲間がいるとサボれなくなります。
「具体的な計画」:週間スケジュール帳にトレーニング可能な日時に「走る!」「泳ぐ!」と書き込むと継続できます。
「曜日、時間を決めて、知人に声をかけて」というのが継続には大切なことですね。
ちなみに私は、金曜くらいになったら、翌週のスケジュールに「Run」とか「Bike」とか可能な時間に書き込んでいます。
そうやってトレーニングする時間の確保(継続するための工夫)をしています。
■強度もプランを考えると効率的
忙しい中にやり繰りして作ったんだから効率よく時間を使いたいですね。
その場の雰囲気でメニューを考えるのも良いのですが、強度、距離(時間)、内容(種類)も計画立てて行うとより効率が上がり、身体の変化が早く見られるようになります。
今自分に必要なトレーニングを客観的に考えて、適切な強度を考えてトレーニングをしたいですね。
そして、その計画を信じて、3ヶ月我慢してやり続ける!
↑これが一番大切ですね!
■最近、考えること
トレーニングセッションやキャンプで色々アドバイスさせていただいております。
どんなにその場で変化があっても、それを完全に習得できて、何も意識せずに実践できるようにするためには、繰り返してやってもらう必要があります。
まあ、元に戻っちゃうから私たちの仕事が続くのですが、同じこと言われるのも飽きますよね...笑
だったら最初から続けるつもりで一緒にできることを考えたいなと思っております。
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■ オーシャンスイム、バイク、ランなど様々なトレーニングセッションを開催!!
■ アスロニア主催の朝スイム