nakaji tips「ジョグがレベルアップにつながる」
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ランニングのレベルアップを図るならジョグを見直すべきです!
例えば、マラソンのエリートランナーのトレーニングを見てみると、スピードアップを目的としたインターバルのようなトレーニングは週に1~2回、そして、スピードを維持することを目的としたペース走なども週に1~2回だけ。
あとは、ジョグなんです。
マラソンのエリートランナーの月間走行距離は800~1000km。
週1日オフを取るとすると35~40km/日のトレーニングをしています。
その中でジョグの割合はその大半を占めています。
■ジョグにテーマを
ジョグと言ってもペースや走り方にテーマを設けて走ることで、そのトレーニング効果が高まります。
疲労を回復することを目的としたジョグもあれば、フォームを改善させることを目的としたり、心肺持久力、筋持久力の向上を目的としたジョグもあります。
■フォームを意識しながら走る
一般ランナー、エイジトライアスリートに「今日はリラックスして走りましょう!」と言うと、姿勢を崩して、動きを崩して走る方がほとんど。
しかし、ゆっくり走る時こそ、姿勢や脚の動き、腕の振りを意識して走ることができます。
歩幅や地面を蹴る力をコントロールすることでスピードを調整し、それ以外は全て良いフォーム、良い姿勢で走ることを意識してみてください。
■ジョグもペースをある程度考えて!
余裕のあるペースで走るジョグですが、速めのジョグは心肺持久力や筋持久力のレベルアップを目的として走ることができます。
「ゆっくり長く」でもある程度のスピードがレベルアップのポイントになります。
会話が楽にできるけど、呼吸のリズムが少し速く深くなってくるギリギリのラインを目安に走ってみてください。
■疲労回復のジョグでも緊張感を!
疲労回復を目的としたジョグの場合は、ドーンとペースを落とします。しかし、姿勢を崩したり、重心が下がったり、膝の曲げ伸ばしが大きくなるようだと、筋肉への負担が大きくなり、疲労回復にならなかったりします。
歩幅、ジャンプの力だけ抜いて、あとは良い姿勢、良いフォームを意識しましょう。
身体は良い、悪いは別として、日々繰り返される動作を覚えてしまいます。それが、良い姿勢、良い動きであれば、それを続けていれば、何も意識しなくても良いフォームに変わってゆきます。しかし、背中を丸めて走ったり、膝の曲げ伸ばしを繰り返してしまうと、その動きが記憶されてしまいます。
良い動きで動かすようにして、それを身体に記憶させましょう!!
自分が良い動きなのか?良いフォームで走れているのか?わかりませんよね?
スマホのカメラで動画を撮って良い動きかどうか?漠然とした理解でも良いので、トップ選手のフォームと見比べてみてください。
もちろん専門家(私ですよ笑)のアドバイスを受けることで、明確な課題もわかりますね。
※動画によるランニングフォームのチェックを毎月開催しております!
ダラダラと走るのがジョグではなく、良い動きを作り、心肺持久力、筋持久力向上を目的としたジョグにしてレベルアップを図りましょう!
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