津軽海峡横断泳に挑戦！【世界7大海峡】

津軽海峡応援フェスタ2025の1つのイベントで、アスロニア代表の白戸太朗はじめ、世界の海を渡ってきたレジェンドたちが津軽海峡の横断泳にチャレンジします！


◆津軽海峡とは？
日本列島の北端、青森県と北海道を隔てる「津軽海峡」。
この海峡は、世界の海峡横断遠泳チャレンジの最高峰「オーシャンズセブン（Oceans Seven）」※1のひとつにも数えられる、世界屈指の難関ルートです。

距離は"直線距離"で約30km。
潮流によってはフルマラソンと同じ40kmほどの距離にもなる大変な海峡です。

ただ泳ぐだけでなく、以下のような過酷な条件が立ちはだかります：
水温は真夏でも16〜19℃前後。 長時間泳ぐには極めて冷たい環境。
潮の流れが非常に速く複雑。 渦のような潮流や横流れも多く、泳ぐ方向すらままならない、挑戦時間は平均して10時間以上にも及びます。
船・飛行機以外では渡れない"本物の海"。 途中で陸地は一切見えず、海のど真ん中を泳ぎ続けます。
日の出から日の入りまでが制限時間。 約30kmの距離、潮流によっては40kmほどの距離を限られた時間内にリレーでつなぎ切る必要があります。

※１：7つの海峡は①ドーバー海峡、②カタリナ海峡、③クック海峡、④ジブラルタル海峡、⑤津軽海峡、⑥モロカイ海峡、⑦ノース海峡（順不同）
今回は、中泊町文化観光交流協会による"津軽海峡交流フェスタ"の1つのイベントとして、津軽海峡横断泳を行わせていただきます！

◆30km泳ぐことの大変さは？
潮流によってはフルマラソンと同等の30～40kmを冷たい海の中で、波と風と潮と闘いながら泳ぎます。
それは、泳力だけでなく、精神力、チームワーク、そして準備・戦略のすべてが問われる挑戦となります。
例えば、
■ 気温25℃・水温17℃の中で1時間泳ぎ続けると、体温は徐々に低下し、低体温症のリスクが出てきます。
■ ひとりあたり数回のスイムが求められ、回復のない過酷なインターバルスイムとなります。
それでも、挑む価値がある。
それが、この津軽海峡横断泳なのです。

◆遠泳挑戦日：
2025年7月6日（日）
（出発）日出
（終了）日の入

◆遠泳コース：
青森県中泊町 小泊権現崎　→　北海道福島町沿岸
※約30km

◆チーム名：
Ojisans 5（おじさんず ふぁいぶ）

◆遠泳メンバーと紹介：
・白戸 太朗（しらと たろう）
日本のトライアスロン界を牽引してきた第一人者。
アイアンマン世界選手権（KONA）には過去24回出場し、30年以上にわたり挑戦を続けてきた。
現在はアスロニア代表として競技普及や地域振興にも尽力し、"挑戦する姿勢"を体現し続けている。



・（写真左）LEHOCKY MAREK
数多くの海峡横断を経験してきた国際的オープンウォータースイマー。
特にハワイを拠点とした長距離スイムにおいて実績豊富で、厳しい自然条件を乗り越える戦略と経験に長けた実力派。
津軽海峡でもその力が期待される。
・（写真右）MINAGLIA STEVEN MICHAEL
ハワイで最も多くの海峡横断（41回）を成功させたスイマーで、2025年にはハワイ水泳殿堂入り予定。
医師としての知見と遠泳の安全設計にも精通し、世界各地でのスイムを主催・実施。
まさに海を知り尽くしたトップオープンウォータースイマー。



・松井 大（まつい だい）
自然を舞台にしたトライアスロンレース「エクステラ」や、国内外の大会で活躍するマルチアスリート。
タフな環境をものともしないフィジカルと鋼のメンタルを兼ね備える猛者。




◆アスロニアとしての参加目的と意義：
「この挑戦は、単なる記録のための遠泳ではありません。アスロニアは、スポーツを通じて地域と世界、人と人をつなぐ架け橋として、津軽海峡を舞台に"泳ぐことで伝える挑戦"に臨みます。」


挑戦日7月6日まで残り1ヶ月ちょっと。
今後は、メンバーのコメントや準備の様子、青森現地・船上での活動などのチャレンジ当日の記録なども随時発信していきます！
ぜひご注目をッ！！