「仲間とのゴール、そして新たなスタート」~美香さんのTriathlon Story~
トライアスロンを始めたきっかけから、九十九里トライアスロンでのトライアスロンデビューを綴ってもらいました。
~美香さんのTriathlon Story~
「仲間とのゴール、そして新たなスタート」
◎トライアスロンを始めたきっかけ
「海で泳ぐのも嫌、自転車は昔転んだことがあるし...」と、とにかくマイナスのイメージで誘われても全くやる気がなかったトライアスロン。
そんな中友人に誘われて、「行くだけ行こう」と某トライアスロン大会のリレーでランパートを担当することに。
いざ行ってみると、(雨模様にもかかわらず)みんな楽しそうな雰囲気!
自分はリレーのランパートだけを担当していたけれど、後ろからスイム・バイクを終えたたくさんの人に抜かれた。
その人たちの背中を見て、なんて元気でカッコいいんだろう!と思いながらの帰り道、気が付いたら九十九里トライアスロンチャレンジ(99Tチャレンジ)に申し込んでいました...。
◎99Tチャレンジでの練習と仲間たち
練習やセッションが始まってみると、心配や大変なことの連続!(笑)
水泳は泳いだことはあるけれど、海でのスキルはない。ロードバイクの不安定さにびっくり。バイクの後のランは自分の脚ではないみたい...。バイクの練習に行くためにバイクに乗る練習をしなくてはいけなかったり、合宿に行くために輪行(バイクを専用の袋に入れて電車に乗らなければならない!)しなければいけなかったり、とにかく未経験のことばかりでメンタルが本当に強くなりました(笑)。
99Tチャレンジのプログラムにスキル面の基本的なサポートはしっかり入っていますので、大会に出て周りに迷惑をかけることはなかった...と思いますが、さらにありがたかったのは99Tチャレンジの仲間からのアドバイス!
何か新しいギアを買おうとしたとき、使い方がわからないとき、持ちものを確認したいとき、Facebook(99Tチャレンジメンバーだけの秘密のグループ)で投げかけるとすぐに答えが得られる安心感がありました。
私は特に初心者だったので、コーチだけでなく参加者の皆さんのアドバイスには本当に助けられました。
◎いよいよ本番、そしてこれから
当初台風予報ながら、結果的に曇りのち晴れという最高の天気!
99Tチャレンジのトランジション練習を思い出しながら、トランジションエリアで準備。
当日入りしたので試泳がほとんどできず、あわててスイムスタート!スイムは心拍が急に上がってしまい、ひっくり返って空を見ながらぷかぷか、心拍が落ち着くのを待って泳ぎ始める。(皆さん、試泳でしっかり心拍をあげておきましょう!)
スイムアップできれば8-9割方完走できるよ!という先輩がたのメッセージを思い出し、なんとか2周回を泳いで、ホッとしながらバイクパートへ。練習でこれでもかというくらいたくさん転んだバイク、とにかく落ち着いて、安全第一でペダルをこぐ。
折り返し地点で止まって給水(ここで飲んだVAAMがものすごくおいしかった!)しつつ、アスロニアの蒔田店長の顔を見てホッとして再スタートし、最後のランへ。
あいかわらず重い脚をひきずってスタートしつつ、たくさんの99Tの仲間とすれ違って声をかけながら走っているうちにどんどん元気が出てきた!沿道のおうちの方やボランティアさんの笑顔の応援にも助けられて、何とかゴール!
ものすごく感動するかと思いきや、ホッとした気持ちが一番最初にじわじわと(笑)。
そして帰り道、「もっとできたんじゃないか?!」という気持ちがフツフツとわいてきた!そんな自分がおかしくなって、これからもたくさん練習してまだまだ2レース目、3レース目、そしてミドル、いつかはロングにチャレンジしたい!
◎これからトライアスロンを始める人たちへのメッセージ
終わってみて、基礎体力やスキルはもちろん、楽しい仲間や健康的な生活習慣、そして何より前向きな気持ちが得られたことに大満足!
もし迷っている人がいたら、ぜひトライしてほしいと思います!