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「何事にも負けない鉄人になろう」~きたおさんのTriathlon Story~

  • 2017.08.01

トライアスロンを始めたきっかけから、ホノルルトライアスロンでのトライアスロンデビューまでを綴ってもらいました。

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~きたおさんのTriathlon Story~
「何事にも負けない鉄人になろう」

◎トライアスロンをはじめたきっかけ
・IT業界で働いているのですが、変化のスピードが速く、毎月のように人の入れ替えのある日々を送っている中、大きな技術革新の波が訪れ、従来の仕事のやり方を根本的に変えないと、この波に乗れない、飲み込まれてしまう、どうしたものかと、悶々とする日々を送っていました。

・この状況を乗り切るには、ただ闇雲に仕事だけしていても駄目だ、ちょっとやそっとのことでは、へこたれないメンタルを持ち、新しい事にどんどん挑戦する気構えが必要だと考えるようになり、だったら、何事にも負けない鉄人になろうと、以前から、とてーも、気になっていたトライアスロンへ挑戦することを決めました。

・まずは、オリンピックディスタンスからと、選んだレースは、ホノルルトライアスロン。 制限時間が無いことと、南国の楽園という最高のロケーションが、大きな決め手 でした。


◎トライアスリートになるまで
・参加するレースを決めたからと、すぐに参加できるわけではなく、完走できる体をどう作るか、当日まで、どう練習したらよいかと悩んでいました。そこで、トライアスロンに関する色んな本を読み漁ったのですが、自分が知りたい実践的な練習や、レースの  取り組み方について書かれている本は、見当たりませんでした。

・そこで、自分が勤めている会社の元社長も通っていたアスロニアの門を叩きました。

・あっー、ここにありました。ホノチャレというホノルルトライアスロンへ初めて挑戦する人を 対象にした練習会に参加することにしました。40名ほどの仲間ができ、実践的な練習、経験豊富なコーチ陣、個人の状況に合わせたアドバイス、必要な道具やその使い方、レース当日に向けた準備など、盛りだくさんでした。

・皇居を周るランニング練習、大井埠頭でのバイク練、海の波を再現したプールでのスイム練、仕上げに、三種目を全て練習する千葉での海合宿など、変化にとんだ楽しい練習が続きました。

・印象的だったのは、合宿のバイク練。人数が多く、個人個人の実力も違うので、実力別にチーム編成されました。速い順から、時速30km以上で走る「うさぎさんチーム」、次に、「蛙さんチーム」、最後に、「亀さんチーム」。一番速いチームが、チーターとかではなく、なぜ、「うさぎさんチーム」だったのかは、謎。自分は、「蛙さんチーム」。実力主義の世界だよねと思い、「うさぎさんチーム」に、ジェラシーを感じつつ走ってると、山道で、高低差150mの急勾配を激しく登る。 「蛙さんチーム」のビリから二番目。あ"っー、「蛙さんチーム」で良かった。

・自分の実力では、ホノチャレの練習だけでは足りなかったので、自主練も、多く取り入れました。多摩川の近くに住んでいたので、土手をランニングしたり、ほぼ毎週末、サイクリングロードで、往復50kmのバイク練をしました。問題は、スイム。10数年以上、まったく、泳いでいなかったのです。25m泳いだら、もうゼーハーゼーハー。

・これはマズイと、アスロニアのスイムスクールにも通い、猛練習。私に自身を付けさせようというコーチのお気遣いがあり、30分泳の練習を取り入れてもらいました。30分間、休まず泳ぎ続けた結果、1,200m泳げ、本番1,500mを泳ぐ自信につながりました。コーチに感謝!


◎大会当日
・当日は、空が真っ暗な早朝4時から、会場での受付、計測チップ受取、バイクを含めたトランジションエリアのセッティングなど、やることいっぱいで、レース開始前から、大忙し。

・会場であるアラモアナパークは、DJが、アゲアゲで、MCが場を盛り上げ、ライブのようなお祭り状態。眠さは、吹っ飛び、テンション上がるわぁー。

・レース開始前に、海で泳ぐ試泳は、最高。暗闇の中、月夜に照らされる海で泳ぐのは、至福の時。あまりの気持ち良さに、ずっと泳いでいたかった。

・開会セレモニーが終わり、エリート組がスタートすると、いよいよ、年代別に一般選手がスタートする。仲間が、スタートラインに並ぶ。サイレンとともに、スタートする。次は、自分の番。Wave 4、5:57スタート。テンションMAX。

・サイレンとともに、大勢が、海になだれ込む。泳ぐ、泳ぐ、無心に泳ぐ。他の選手に殴られる、蹴られる、乗っかられる。皆、一生懸命なので、もちろん、悪気は無い。でも、予想外のことが多く、軽くパニくる。ヘッドアップするも、折り返しのブイは見えない。  おやおや、どうやら真っ直ぐ泳げていないようだ。コースからズレては、軌道修正し、泳ぐ、泳ぐ、無心に泳ぐ。それでも何とか、ブイを折り返し、スイムアップ。次は、バイクだ!

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・走りながら、ウェットスーツを脱ぐ。トランジションエリアに到着、ヘルメットをかぶり、サングラスをかけ、シューズを履き、バイクをラックから降ろし、バイクを手押しで走りながら、バイクコースの入り口を目指す。いろいろやることが多く、ここでも、軽くパニくる。

・ようやく平静さを取り戻したのは、バイクをがむしゃらに漕ぎ出した後、10kmほど進んだあたり。スイムと、トランジションでの興奮は、一段落し、普段の練習くらいのスピードで、走る。徐々に、自分が、トライアスロンレースに参加し、そのレースの真っ只中にいることを実感しはじめる。以前から、写真や、映像で見ていた世界が、自分の目の前に拡がる。夢か現実か。現実だ。楽しい!

バイク.jpg

・一般道から、ハイウェイ。空港脇のラグーンドライブで、海を横目に見ながら、向かい風の海風に逆らい、走り抜ける。途中、仲間を抜いたり、抜かれたり。

・ようやく、バイクでスタートしたアラモアナパークへ帰ってくると、また、トランジション。最後は、ランだ。あれれ、ランを走る体力が残ってないぞ。足が思うように前に、進まない。ペタペタと、地面を踏むが、走れてない。バイクで抜いたはずの仲間が、笑顔で、自分を追い越していく。悔しい。ここで飛ばすと、完走できる自信が無い。ゆっくりだが、着実に、前へ進む。

・眼の前にダイヤモンドヘッドを臨む、最終コーナーを曲がると、コース脇の応援者が持つプラカードが目に飛び込む。「苦しいのは気のせいだ!頑張れ!」と。頑張れた。ゴール前には、先にゴールした  仲間が待ち構え、手を挙げ、ハイタッチ。ゴーーール!

ゴール前.jpg


◎トライアスリートになってみて
・正直、トライアスロンの選手をトライアスリートと呼ぶことを知らなかった。レース終了後の打ち上げで、コーチから「トライアスリートになった皆さん、完走、おめでとう!」という言葉を掛けて頂いた。あぁ、完走して、トライアスリートになったんだなと実感しました。とても、嬉しく、少しだけ自分のことを褒めたくなりました。

・いろいろと少しだけ強くなった自分に出会えましたし、周りの好感度もあがり、人生が、一歩、前進!

・自分ひとりで始めたトライアスロンでしたが、気付けば、家族、コーチ、ホノチャレの仲間、そして、友人、仕事の同僚など、とても多くの人たちの理解、支援があったお陰で、完走することが出来ました。ひとりでは何も出来ません。この場を借りて、皆さんにお礼申し上げます。皆さん、ありがとうございました!

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◎これからトライアスロンを始める人たちへのメッセージ
・迷ったなら、始めてください。その先に、やった人でないと分からない世界、仲間と、感動があります!

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